積田冷熱工事株式会社の取り組み
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トップメッセージ
気候変動問題に対し、グローバル社会が2050年までのカーボンニュートラルへ舵を切り、政府や自治体に加え多くの企業が目標を掲げています。
企業は社会の持続可能性の向上に貢献し、世界規模の急速な変化や将来の不確実性に対するレジリエンスを高めなければ生き残っていけないことは明らかです。
そのためには、全てのステークホルダーに共感し、配慮して長期的な視点を持って社会の持続可能性と事業の経済性を両立させていくことが企業経営に欠かせないという思いを一層強めています。
目指すべき企業
「ぶれない基軸を持ち、刻々と変化する環境にフレキシブルに対応し、厳しい環境にも立ち向かうことができる持続可能な企業」を目指すべき姿としています。
サステナビリティやSDGsという考え方や国際的な目標がクローズアップされていますが、企業は利潤をあげながら、社会に貢献できる事業を継続していくことが基本だと考えています。
「基軸」とは原点のことであり、「新しい豊かな技術でお客様と社会公共に奉仕することに努める」としています。
これは、建設業を通じて社会インフラの整備に貢献していくことを示しており、まさにSDGsそのものです。
一方で、企業は利益を追求していくことを目的としており、また人の幸せを拡大していくために存在しますが、そのために何をしてもよいというわけではありません。目的を達成するためにあるのが基軸であり、迷ったときにいつでも原点に立ち返ることができれえば、考え方がぶれることはありません。
大事なことは、ぶれない基軸を持つことで、その理念を持って柔軟に対応していくことだと考えています。
ステークホルダーへのメッセージ
建設業を通じて社会的な使命を果たすことに努めて参りました。それは、お客様や社員、協力会社をはじめとするステークホルダーに対しても同様です。「会社の安定成長」と「社員の福祉向上」は同時に追求していくべきものであると考えており、これからもこの考えのもと、社会課題に取組み、企業価値の向上に努めていきます。
社会課題の解決への取り組み・サステナビリティについての考え
サステナビリティについては、構えることなく普通に仕事をしていけばよいと考えています。社員全ての意識を均一にしていくこと、もっとスピード感を持って取り組む必要はありますが、当社が今まで取り組んできたほとんどのことはSDGsの精神に繋がっています。
当社の事業内容を整理して対応を打ち出していけばよいはずですので、肝心なのは机上の空論で終わらせないことで、できることをどんどんやっていくことに尽きます。
最重要課題としての気候変動への対応
SDGsは、社会が持続可能な成長・発展を実現していくために絶対的に解決すべき課題です。社会課題が顕在化する中で今後も成長を遂げるためには、持続可能な社会の実現に貢献しながら経営を行っていくことが必須となります。
積田冷熱工事株式会社ではSDGsの達成に向けて「埼玉県SDGsパートナー登録」「さいたま市SDGs企業認証制度」を受け、日々取り組んでいます。
今回のコロナ禍は、一つの地域に起こったリスクが急速に世界中で拡大し、直接的な感染被害のみならず、社会経済にも大きな影響を及ぼすという世界的リスクとして想定されるSDGsの典型的なケースと言えます。
これからの時代は、感染症対策は当然のことながら、グローバル社会におけるESG経営の重要性が大きくクローズアップされると思います。
私たちのなすべきことが大幅に変わることはありませんが課題に取り組むスピードアップが必要です。なかでも、気候変動への対応は最も重要な課題であると認識しています。CO2排出による地球温暖化に私たちが少なからず関与していく必要があります。
そのため、当社では気候に関する「リスク」と「機会」を分析し適切な対応を検討する組織として「環境管理委員会」を設置しています。
2021年11月1日に新たな長期目標として「環境マニュアル」を策定しました。
「人がいきいきと環境を創造する」ことを企業使命とし、「人と自然の関係を大切にする」という経営姿勢の下にCO2排出量削減に取り組んでいます。
今後、ニューノーマルの浸透や働き方改革の進行にともなってデジタル技術の進化も一段と速度を増すと考えられます。その結果、サステナブルな社会の実現が加速され、SDGsの達成も近づくのではないかと期待しています。